パーソナルジムの集客方法【成功したジム経営者に聞きました】

パーソナルジムにとって集客は経営の生命線。

どんな方法が効果的なのか?

おじさんの体験や今までジムの集客無料相談での経験から考えてみます。

集客に成功しているジムの経営者から聞いた方法も書いています。

パーソナルジムの集客方法一覧

18年間のおじさんの体験に加え、今まで集客のお手伝いしてきたジムや無料メール相談を受けた経験をもとに、成果が出るパーソナルジムの集客方法を考えてみます。

オンライン集客

集客方法 成果
SEO対策
MEO対策
リスティング広告
ポータルサイト
SNS広告
インスタ
LINE
YouTube ×
ブログ ×
メルマガ ×

オフライン集客

集客方法 成果
看板・のぼり・店頭チラシ・ウィンドウサインなど
ポスティング
チラシ配り
置きカード
フリーペーパー
新聞折込
ポスター

対面集客

集客方法 成果
紹介
イベント
営業
提携
セミナー
スポーツチームスポンサー

「今すぐ客」と「そのうち客」

今すぐ客

「今すぐ客」とは、今まさにパーソナルジムを探している人。

 

受け身ではなく、自発的に「検索」します。←ここ大事

 

 


そのうち客

 

一方、「そのうち客」は今すぐ行動は起こさないけれども、そのうちお客さんになる可能性がある見込み客。

 

自発的ではなく、受け身で情報を受け取ります。←ここ大事

 


「今すぐ客」を集める方法

今すぐ客は、すぐにお客さんになってくれる可能性が高い人。

今すぐ客を集めるには以下のような方法が適しています。

オンライン集客

SEO対策

おじさんはSEO対策は最強の集客方法だと信じています。

実際に上位表示しているジムはたくさん集客できています。

 

成功のコツは、SEO対策をしっかりやってくれるホームページ制作会社を選ぶこと。

「SEOやりますよ〜」という制作会社は多いけれども、どの程度実績があるのか確認を。

ホームページ制作会社とSEO対策をする会社が別だと、うまくいかない可能性大。

 

おじさんのところに来る相談で多いのが、「お金をかけてホームページを作ってもらったけど、ほとんど(もしくはまったく)集客できない」というもの。


MEO対策(グーグルビジネスプロフィール)

グーグルビジネスプロフィール(旧グーグルマイビジネス)はパーソナルジムの集客に欠かせないものになりました。

 

グーグルやグーグルマップで検索された時に上位表示させることはMEO対策と呼ばれています。

 

MEO対策はSEO対策に比べると難易度はうんと低く、無料で自分でも十分できます。

 

開業90日前から地図上に表示されますので、開業予定の方は早めにオーナー登録されることをおすすめします。


リスティング広告

リスティング広告とは検索結果の上下に出てくる広告です。

クリックされると料金がかかります。

キーワードによっては1クリックが1,000円を超えることもあります。

 

高単価のジムの場合は、広告費をある程度かけることができるので、うまく運用すれば広告だけで集客できるでしょう。

採算がとれるなら、どんどんやるべき。

逆に安さを売りにしているジムは難しいかもしれません。

 

1人の会員さんを獲得するのに、いくらまで広告費をかけられるのか?

を計算する必要がありますね。

 

実際の運用は結構難しいので、できればWEB広告の代理店に依頼するのがベター。

 

例えば、グーグル(リスティング)広告。

パーソナルジムの競争激化に伴って、クリック単価が上昇中。

体験申込を1件獲得するのに、2万円で済んでいるジムもあれば、6万円ほどかかっているジムもあります。


ポータルサイト

ポータルサイトはまあまあ集客できます。

まあまあっていうのは、数ヶ月に1件〜月に数件。

 

採算が取れるならどんどん続ける。

採算が取れないならやめる。

 

ジム経営者がよく掲載しているのは

  • ダイエットコンシェルジュ
  • Getfit
  • ホットペッパー

どのポータルサイトを選ぶべきか?

  1. 「地域名+パーソナルジム」でグーグル検索する。
  2. 自分のジムより上位表示しているポータルサイトへの掲載を検討する。

 


「そのうち客」を集める方法

そのうち客は、すぐにお客さんになってくれる可能性は低いけれども、将来お客さんになってくれる可能性がある人。

まずはジムの存在を知ってもらう→興味を持ってもらう→行動に移してもらうというステップが必要です。

そのうち客を集めるには以下のような方法が適しています。

オンライン集客

SNS広告

同じ広告でもリスティング広告とSNS広告では目的がまったく異なります。

 

「今すぐ客」を集めるのがリスティング広告。

一方「そのうち客」を集めるのがSNS広告。

 

SNS広告はジムの存在を知ってもらうことが目的。

 

すぐに集客に結びつくことは多くありませんが、将来の見込み客作りとしてならOKです。

 

リスティング広告より費用は安く、運用も簡単です。


インスタ

インスタをやっているジムやトレーナーさんは多いですね。

でも手間がかかる割に集客できないとお嘆きでは?

 

インスタだけで集客できているジムをほとんど見たことがありません。

 

インスタで集客できている経営者からその方法を聞いたことがあるけど、毎日かなりの時間をインスタに費やしているそう。通常のレッスンをやりながら。

 

めちゃくちゃマメな人でないと無理無理、あれは。

 

ジムのインスタを見ていて気になるのが、フォロワーさんがトレーナーや業界関係者が多いこと。

 

全国展開しているジムではなく、地域密着のジムが

つながるべきは、ジムに通える範囲にいる地元の見込み客。


LINE

LINEで1ヶ月に1回程度、情報提供やクーポンを配信するのは効果がありそう。

 

その前に「そのうち客」に友だちになってもらうのが大事。

 

「友だちになってくれたら、家でできるお腹痩せトレーニングの動画プレゼント」など特典を用意。

 

インスタのフォロワーさんにもLINEの友だちになっていただくように誘導を。


YouTube

「YouTubeから集客できています」というジムとはまだご縁がありません。

 

全国展開しているジムやオンライントレーニングであれば、YouTubeでの集客は効果があるかもしれません。

 

地域密着の小さなジムはどうでしょう?

 

ジムを探している人がYouTubeで「パーソナルジム 京都」など地域名を入れて検索しますか?しませんよね。

 

運良くジムのチャンネルを見てくれたとしても、視聴者が自分のジムに通える範囲に住んでいる可能性はかなり低いです。

 

地域密着のジムの場合は、文章や写真では伝えきれないジムの雰囲気やトレーナーの人柄などをYouTubeにアップして、それをホームページに貼り付けるというのが現実的では?

 

YouTuberのような渾身の動画撮影や編集は時間がかかり過ぎるので必要なし。

(トップページにプロに撮影・編集してもらった動画を1本貼るのはおすすめです。)

 

スマホで気軽に撮影して、最低限の編集をして、ホームページに貼り付けるのがおすすめ。

 

自己紹介動画をホームページに貼り付けてたら、初めて会う方がすでに自分のことを知ってくれてる。

これは信頼してもらうのに最高!


ブログ

今はアメブロなどでブログを書く人が減って、ホームページ内のブログに書いているジムが多くなっています。

 

「何でブログ書いてるんですか?」と聞くと、たいてい「ホームページ制作会社に書けと言われた」と。

 

何となくブログを続けていても、検索にも引っかからないし、SEO対策にもならないし、集客は期待できないですよ〜。

 

ちなみにおじさんがお手伝いしているほとんどのジムはブログを一切書いていません。

それでも上位表示して集客できています。


メルマガ

お客さんが法人であれば、効果があると聞くメルマガ。

個人のお客さんには向いてなさそう。

法人契約を狙うなら、活用しても良いかも。


オフライン集客

看板・のぼり・店頭チラシ・ウィンドウサイン

ジムを最初に知ったきっかけ→通りがかり。

このパターン、おじさんが思っていたより多いです。

 

予算が許せば、人通りがある道の1階にジムを開業したいですね。1階強し!

 

1階でなくてもウィンドウサイン、のぼり、看板、店頭チラシ効果あり!

 

ビルの入り口に小さな看板を置かせてもらってチラシを付けておけば、意外と早くチラシがなくなることに気づくはず。


ポスティング

相談を受けていると、ポスティングの反応は意外と悪くないです。

特にオープン時はやった方が良さそう。
1万枚配って問い合わせが1件、というのが平均的。

ところが、チラシを工夫して数件〜10件以上のお問い合わせがあったジムも。

 

コツは

  • 入会金割引など特典の締切日を作る。
  • チラシを折らない。
  • 起こしてほしい行動を目立たせる
    • 電話受付なら電話番号を大きく
    • ホームページへの誘導ならQRコードを大きく

チラシ配り

チラシ配りは受け取ってもらえず、凹みますよね…。

でも1階にジムがあれば、店頭で配れば効果はありそう。

  • 「ちょっと興味はあったけど、店内に入る勇気はなかった」
  • 「ちょっと聞いてみたかった」

という人と話せるチャンス。


置きカード

これはおじさんの経験から自信を持っておすすめできます。(やるかやらないか、そこが分かれ道)

 

パーソナルジムと客層が似ているカフェ、レストラン、美容室、ネイルサロンなどにカードを置いてもらう。

 

「レジの近くのお邪魔にならないところにカードを置いていただけませんか?」とお願いすると、オーナーが出てくることも。(できればオーナーを呼んでもらう。)

カードを見て「へ〜、パーソナルジムか〜。ちょっと興味あるんだよね。」と話が進んで、店のオーナー自ら通ってくれることも。

店にカードを配っているジムは少ないので、オーナーは「頑張ってるねー。応援するよ!」という気持ちになってくれやすいのかも。

 

地元ではちょっと有名な店のオーナーがジムに通ってくれたら、許可をもらって「◯◯カフェのオーナーも通っています」とホームページに掲載。

影響力大きい。


フリーペーパー

おじさんが創業当初よくやっていた集客方法。

 

「ママ」は意外と見ている。

子供対象の習い事と相性が良いかも。

 

フリーペーパーに掲載しているジムは多くない印象。

ポスティングやチラシ配りの時間がない、という方は1回お試しを。

フリーペーパーで継続的に集客できているという話は聞いたことがありませんが、1〜3万円の小さな広告枠で試してみても良いかも。

目を引くキャッチコピーとQRコードでホームページへ誘導。


新聞折込

新聞折込をしているパーソナルジムは聞いたことがない。

新聞購読者が減っている中、シニアがターゲットなら効果があるかも?


ポスター

これもおじさん実践済みです。

 

駅に1週間数千円でポスターを掲示できることを発見!

(ジムの最寄駅で聞いてみてください。)

常設の広告より格段に安い! 

 

人通りが多い場所に掲示されて期待が膨らむ膨らむ。

ポスターの前で通行人の視線をチェック。

 

おじさんの結果は…でしたが、一度お試しを。


対面集客

紹介

紹介だけで集客できているというジムは聞いたことがありませんが、やはり紹介は確実ですね。

 

結果が出て満足した会員さんに知人を紹介してもらうよう声がけを。

普段から会員さんの友人・知人の話を聞き出しておくとお願いしやすいはず。

 

ペアで受けると安くなる1対2のペアトレーニングプランを用意しておくのも1つの方法。

 

なかなか紹介してもらえない場合は、紹介キャンペーンを実施。

紹介していただいた会員さんとご入会された方、双方に魅力的な特典を。

広告で集客することを考えれば、特典なんて安いものです。


イベント

イベントは有効だとおじさんは大いに着目しています。

 

マスクなしの生活が戻れば、積極的にパーティーなどの開催を。

友達・知人・家族も参加OKにすれば、紹介してもらえる可能性大!


コミュニティができることで、既存会員さんの退会防止にもつながるはず。

 

「そのうち客」にも案内して「今すぐ客」になってもらいましょう!


営業

これもおじさん実践済みのおすすめの方法。

 

営業をしているジムはほとんどないでしょう。

そこにやってみる価値があります。

法人契約といった大きな宝が眠っているかもしれませんよ!

 

営業先は大きな企業である必要はありません。小さなお店などでOKです。

 

できれば地元で有名な店などがおすすめ。

オーナーに「私もジムに通ってます!」と広告塔になってもらえればベター!


提携

これはおじさんおすすめの方法。

カフェ、美容室、ネイルサロン、結婚式場、旅行会社、料理教室など、自分のジムと客層が似ている業種と提携。

 

例えば、結婚式場との提携。

結婚予定の来店客にジムのチラシを渡してもらう。

(例:ブライダルダイエット)

代わりにジムの会員さんに結婚式場のパンフレットを配る。

お互いにお客さんを紹介するイメージ。


セミナー

パーソナルジムと客層が似ている異業種と提携してセミナーを開催する。

例えば、美容室。

「もっとキレイになるダイエットセミナー」

「5歳若く見える姿勢改善セミナー」

などを企画。

会場は美容室。

美容室のお客様に向けてセミナーを案内してもらう。

(セミナー自体の集客の負担が軽減)


スポーツチームスポンサー

おじさんは数年間プロバスケットボールチームの少額スポンサーになってました。(年間10万円位)

 

ユニフォームの胸にジムのロゴを入れてもらうには数千万円(チームによる)かかりますが、1万円でスポンサーになれるチームもあります。

試合会場やパンフレットなどにジム名が掲載されます。

 

広告効果は、、、ほぼゼロです。

はっきり言って期待できません。

 

おじさんが感じた一番のメリットは、他のスポンサー企業の方とカジュアルに仲良くなれること。

 

スポンサー対象のパーティーがあって、スポンサー金額の大小に関わらず参加できるチームもあります。

 

そこで積極的に名刺交換をします。

チームのスタッフに紹介してもらうとよりスムーズです。

 

小さなジムのオーナーが誰もが知る超大手企業の会長と「今年のチームは良いですね〜」とカジュアルにお話しできます。

 

普通に営業してもまず会っていただけないようなお偉いさんと簡単にお近づきになれます。

 

インパクトがある名刺があれば、自然とその名刺の話になりますので、作っておくと良いですね。

 

プロスポーツ選手やアスリートに無料や格安でジムを利用してもらって、SNSなどで発信してもらうのもひとつの手かも。

反響はわかりませんが、スポーツ選手がジムでのトレーニングの様子をSNSで発信しているのは、よく見ますね。

ファンであれば同じジムに通いたくなるはず。


一番のおすすめの集客方法は?

おじさんが一番おすすめする方法は

ホームページを作ってSEO対策をするです。

 

なんと言ってもコスパ抜群!

 

おじさんがお手伝いしているジムの体験申込獲得単価は1件3,000円〜10,000円です。

 

広告なら安くても20,000円はかかるのでは?