パーソナルジムの差別化のアイデア
書いた人：集客おじさん
パーソナルジムがどんどん増えています。
「パーソナルジムをやっています」というだけでお客さんが来る時代は残念ながら終わりました。
「このジムに通いたい」と思ってもらえるように他のジムとの差別化は必須です。
特に競争が激しい都会では思い切った差別化で強みを作ることが必要です。
ターゲット
ターゲットとする人や目的で差別化する方法です。
女性専門
近くに女性専門のジムがなければ、これだけで十分なケースもありますが、多くの地域では「女性専門」のジムがありますので、他の要素との掛け合わせが必要です。
ダイエット専門
近くにダイエット専門のジムがなければ、これだけで十分なケースもありますが、多くの地域では「ダイエット専門」のジムがありますので、他の要素との掛け合わせが必要です。
美尻専門、美脚専門
美尻、美脚、下半身痩せ、お腹痩せなど、体の部位を絞って専門化することで、その悩みを持った人に刺さります。
都会で競争が激しい地域では試してみる価値があります。
田舎ではそこまで絞ると対象となる人が少なくなりすぎる可能性があります。
プラン
婚活応援プラン
おじさんは昔「婚活英会話」という英会話教室をやっていました。
20代-30代の独身男女限定の英会話教室で「休みの日は何してるの？」といった内容を英語で聞き合って、婚活と英会話が両方できるというもの。
男女各20名ずつ計40名在籍されていましたが、女性の入会待ちが数十名という状態でした。
（男性を集めるのに苦労しました…。）
確か2年ほどやって、5組ほどが結婚されました。
そこで気づいたのは「男性は女性の外見をかなり重視する」ということ。
「もっと性格とか相性みたいなものを見てみたら？」と言っても、多くの男性は自分の外見は棚に上げて、結局女性の「外見」に走ってしまいます。
前置きが長くなりましたが、婚活で困っている女性はたくさんいると思います。
男性との出会いは、まず外見を磨くことが成功への近道。
特にヘアスタイルと体型は優先事項です。
そこで、美容室と提携して「婚活応援プラン」を作ります。
プランの内容は美容室と相談して決めればOKです。
ブライダルプラン
「結婚式までに絶対痩せたい」と思う女性は多いはず。
結婚式場、エステサロンなどと提携して「ブライダルプラン」を作ります。
夫婦で受けられるペアトレーニングもいいですね。
サービス
パーソナルトレーニングとプロフィール撮影がセットになった撮影サービス
「どんな服でも似合うカラダになれるジム」を運営する”BECOME”が韓国で一大カルチャーとなっている『ボディプロフィール』サービスをリリース
トレーニング以外のサービス
チョコザップのサービスや入会時のプレゼントはすごいですね。ジムの領域を完全に超えています。
会員イベント
会員向けのイベントは退会防止にもなります。
パーティーなどもいいですね。
こんな話題性のあるイベントができれば最高です。
店舗
内装
おじさんは大学卒業後、店舗デザインの会社に勤めていましたので、内装に関してはちょっとこだわりがあります。
でも独立開業するパーソナルトレーナーが内装にお金をかけすぎるのはNG。
安くてセンス良く仕上げたいところ。
最低限抑えたいポイント
- モノトーン+ジムのブランドカラー
女性がターゲットの場合は、モノトーン（白・ライトグレー多め）+ジムのブランドカラー1色
男性がターゲットの場合は、モノトーン（黒・ダークグレー多め）+ジムのブランドカラー1色 - 色は少なく
内装はもちろん、マシン・ツール・備品に至るまで、色の数はできるだけ少なく。
予算に余裕があれば抑えたいポイント
- 蛍光灯ではなくダウンライトや間接照明を使う。
- 木や植物を多用する。
観葉植物
マシンやダンベルなど、金属的なものが多いジムの中には潤いがほしいですね。
そこで観葉植物の出番。
お客様に癒しを与えると同時に、1階の店舗で通行人の視線が気になる場合は窓際に置けば、程よい目隠しになります。
家具
所得が高くて上質な暮らしをしている方々は、インテリアにこだわりを持っている可能性が高いです。
受付、カウンセリングスペース、更衣室などの家具は慎重に選びたいところ。
ホームセンターで買ったパイプ椅子などは論外です。
最近はニトリでも良い家具が売られるようになりましたが、最低でもそのレベルを。
予算が許せば、Yチェアやイームズチェアなどのデザイナーズチェアがあると空間が華やぎます。
設備・備品
特に更衣室、トイレ、洗面など水回りの備品には気をつけて。
お客様が自宅で使っているものよりグレードが低い備品はNG。
高級すぎる必要はありませんが、100円ショプやホームセンターではなく、せめて無印良品あたりで購入を。
グラス、コースター、ペンなど、お客様が手に取るものを買う時はできるだけ上質なものを。
香り
ジムで強い香りは適さないですが、ほのかに香るのは良いかもしれません。
ストレッチなどリラックスしたい場面では香りがあった方が良いですね。
更衣室やトイレなども上品な香りを。
音楽
自分の好きな音楽を聞きながらのトレーニングはモチベーションが上がりますよね。
おじさんはコナミスポーツクラブでボディパンプとボディアタックというプログラムを15年ほど受けていましたので、音楽の力でモチベーションが爆上がりする、あと一息が頑張れることが体に染み付いています。
最近のワイヤレススピーカーは安くて高音質です。
ジムで音楽を用意するのも良いですし、お客様のスマホとつなげて好きな曲でトレーニングしていただくのも良いですね。
トレーニング
料金
料金を安くするのは最後の手段。
その前に付加価値を高めて魅力を発信しましょう。
できることはあるはずです。
期間限定キャンペーンで安くして反応を見るのはOKです。
